看護師が職場選びの際に注意しておきたい労働条件は、給与や休日、勤務時間はもちろん、福利厚生も大切な要素です。
希望の職種ということでやりがいを最優先させる場合にも、職場の内外で人生をサポートしてくれる福利厚生には気を付けておくべきでしょう。
一般的には正社員ならば、社会保険は各種準備されていることが大半です。
厚生年金や労災保険、健康保険、雇用保険が社会保険として存在するわけですが、これらは一定の勤務条件を満たした労働者であれば、加入することが義務付けられています。
正社員として働く場合、社会保険が整っているかはまず注意しておきましょう。
社会保険の内、厚生年金は老後の蓄えにも有益ですが、もし障害者年金の支給対象となった場合、国民年金よりも大きなメリットがあります。
近年増加傾向にある精神疾患に罹患した場合でも障害者年金の支給対象と成り得るので、転ばぬ先の杖として検討しておきたいものです。
雇用保険は失業した際に大変役立ちますし、労災保険、健康保険にも将来のリスクを低減できるメリットがあります。
こうした社会保険に加え、大きい職場ならば特に多数の福利厚生が用意されていることが多いです。
また、職種ならではの福利厚生もあるので、じっくりと内容を吟味して選んでいくようにしましょう。
暮らしを充実させてくれるもの、資格取得支援などのスキルアップを目指せるもの、財形貯蓄や持株会と言ったお金の面をサポートしてくれるものなど、実に様々な種類があります。